ブランドカラーの決め方と活用法

琵琶湖をイメージしたブランドカラーパレット

ラーニング アクション ナカマチでは、2月に自分でつくるホームページ、3月にCanvaセミナーを開催します。そのほかにも補助金セミナーや相談会を開催する計画があります。今回は、色についてコラムをまとめました。

ブランドカラーの決め方と活用法

ブランドカラーは、ビジネスのイメージを形成し、SNSやウェブサイト、商品パッケージなどで統一感を出すために不可欠な要素です。適切なカラーを選ぶことで、視覚的なブランド認知度を高め、顧客の印象に残りやすくなります。本記事では、ブランドカラーの選び方を詳しく解説します。


1. ブランドカラーとは?

ブランドカラーとは、企業や個人ブランドを象徴する主要な色のことです。ロゴやSNS投稿、Webデザイン、広告など、あらゆるビジュアル要素に一貫性を持たせるために使用されます。統一されたブランドカラーを使用することで、ターゲット層にブランドの個性を伝えやすくなります。

ブランドカラーは単なるデザインの要素ではなく、消費者に与える心理的な影響も大きいです。たとえば、青は信頼感を与え、赤は情熱やエネルギーを象徴します。適切な色を選ぶことで、ブランドの価値観やメッセージをより強く伝えられます。

また、ブランドカラーを一貫して使用することで、消費者の記憶に残りやすくなります。コカ・コーラの赤やスターバックスの緑など、有名ブランドの色を見ただけで、その企業を思い出すことができるのは、ブランドカラーの力によるものです。


2. ブランドカラーを決めるステップ

2-1. ターゲット層を明確にする

ブランドカラーを選ぶ際に、最も重要なのはターゲット層の特性を理解することです。ターゲットの年齢、性別、ライフスタイル、価値観などを考慮し、適したカラーを選びましょう。

  • 若年層向けのブランド → 明るくカラフルな色(例:ピンク、イエロー)
  • 高級感を出したいブランド → 落ち着いたダークカラー(例:ブラック、ネイビー)
  • ナチュラル系ブランド → アースカラー(例:ベージュ、グリーン)

ターゲットが好む色を選ぶことは、ブランドの魅力を伝えるうえで非常に重要です。例えば、若年層向けのファッションブランドなら、ポップで明るいカラーを選ぶことで、活気やトレンド感を演出できます。一方で、ビジネス向けのブランドなら、落ち着いたブルーやグレーを使うことで、信頼性を強調できます。

2-2. ブランドの価値観やメッセージを考える

ブランドが持つ価値観や伝えたいメッセージに合ったカラーを選びましょう。

  • 信頼感・安定感 → 青(銀行や医療機関によく使用される)
  • エネルギッシュ・活発 → 赤(スポーツブランドや食品業界で人気)
  • 自然・癒し → 緑(オーガニック商品や環境系ブランドに適する)
  • 高級感・洗練 → 黒、ゴールド(高級ブランドやラグジュアリーな商品向け)

たとえば、環境に優しい製品を販売するブランドなら、緑をメインカラーにすることで、エコフレンドリーな印象を強めることができます。また、高級ジュエリーブランドなら、黒やゴールドを使うことで、上品で洗練されたイメージを演出できます。

2-3. 競合との差別化を図る

競合ブランドがどのようなカラーを使用しているかをリサーチし、独自性を持たせることも大切です。例えば、同じ業界の企業が青を多用している場合、オレンジや緑を使うことで目立つことができます。

競合との差別化は、ブランドの認知度を高めるうえで重要なポイントです。もし競争の激しい市場にいる場合、競合と異なるカラーを選ぶことで、ブランドの個性を強調し、消費者に覚えてもらいやすくなります。

2-4. メインカラーとサブカラーを決める

ブランドカラーは1色だけでなく、組み合わせて使用するのが一般的です。

  • メインカラー(1~2色):ブランドの核となる色
  • サブカラー(2~3色):補助的に使う色

【例】ナチュラル系ブランドのカラー構成

  • メインカラー:ベージュ、くすみピンク
  • サブカラー:ブラウン、オフホワイト

サブカラーは、メインカラーを引き立てる役割を果たします。たとえば、ブルーをメインカラーとする場合、ホワイトやグレーをサブカラーにすると、清潔感のあるデザインに仕上がります。一方で、オレンジやイエローをサブカラーにすると、活気のあるポップな印象になります。

2-5. カラーパレットを作成する

メインカラーとサブカラーが決まったら、それらを組み合わせたカラーパレットを作成しましょう。カラーパレットジェネレーター(Canvaなど)を活用すると、バランスの取れた配色を見つけやすくなります。

カラーパレットを作る際には、色の組み合わせがブランドの印象を左右するため、慎重に選ぶことが大切です。たとえば、

  • モノトーン系(黒・白・グレー) → 高級感やシンプルな印象
  • パステルカラー系(ピンク・ラベンダー・水色) → 柔らかく女性的な印象
  • ビビッドカラー系(赤・黄色・オレンジ) → 活発で元気な印象

このように、カラーパレットの選び方次第で、ブランドの印象が大きく変わるため、慎重に選定しましょう。


ブランドカラーを決める際には、ターゲット層、ブランドの価値観、競合との差別化、メインカラーとサブカラーの選定、カラーパレットの作成といったステップを踏むことが重要です。しっかりと計画を立て、一貫性のあるブランドカラーを確立しましょう。