データで地域を読み解く ― RESAS地域データ活用講座を開催 ―

令和8年2月28日(土)、ナカマチ商店街のナカマチスタジオにて、地域データ活用講座「RESAS講座」が開催されました。
本講座は、地域の人口動向や産業構造などを可視化できる国のシステム「RESAS(地域経済分析システム)」を活用し、データを通じて地域の姿を読み解くことを目的として実施されたものです。
当日は、商店街関係者や地域で活動する方々、事業者などが参加し、「データで地域を見る」という新しい視点について学びました。
◆ RESASで読み解く地域の姿
講座前半では、講師の伊藤氏よりRESASの基本的な使い方とともに、人口動向や産業構造、地域経済の動きなどをデータから読み解く方法が紹介されました。
RESASは、地域のさまざまな統計データを地図やグラフとして可視化できるツールで、地方創生や地域分析の現場でも活用が進んでいます。
最近では大幅なリニューアルが行われ、商圏分析などビジネスにも応用できる機能が充実してきていることも紹介されました。
参加者は実際のデータを見ながら、地域の人口の推移や産業構造の特徴などを確認し、数字から見えてくる地域の姿について理解を深めました。

◆ 地域幸福度(ウェルビーイング)指標という視点
講座後半では、栗山より「地域幸福度(ウェルビーイング)指標」について紹介しました。
これは、人口や経済といった従来の統計だけではなく、暮らしや満足度などの側面も含めて地域の状況を捉えようとする新しい指標です。
経済だけでは測りきれない「まちの暮らしやすさ」や地域の状態を読み取ることができる点が特徴で、近年、国や自治体でも活用が広がりつつあります。

◆ データを地域やビジネスにどう生かすか
講座では、参加者から「ビジネスにどう活かせるのか、もっと具体的に知りたい」といった声も寄せられ、地域データへの関心の高さがうかがえました。
今回の講座は、データ活用の入り口となる内容でしたが、今後はより実践的な分析や商圏分析なども含めた講座へ発展させていくことも考えられます。。
◆ データで地域を見る文化を広げる
人口や産業の変化を客観的に理解することは、これからの地域づくりやビジネスを考えるうえで重要な視点の一つです。
今回の講座をきっかけに、「データで地域を見る」という考え方が少しずつ地域に広がっていくことが期待されます。
ラーニングアクションナカマチとしても、こうした学びの場づくりを通じて、地域の人材や活動がつながる機会を引き続き支えていきたいと考えています。


