そのチラシ、本当に「響いて」いますか? 人の心を動かす、伝わる販促物の未来
あなたは日々、商品やサービスを世に広めるため、チラシやパンフレット、ウェブ広告、SNS投稿など、様々な販促物作りに頭を悩ませているかもしれません。時間をかけ、お金を費やして作ったはずなのに、なぜか期待した反応が得られない……そんな経験はありませんか?

もしかしたら、その原因は、あなたが「伝えたいこと」ばかりに焦点を当て、「相手にどう伝わるか」という視点が少しだけ足りていないのかもしれません。
私はこれまで多くの企業や個人事業主の方々と接してきましたが、販促物の効果を最大化するために、一つ重要な視点が欠けていることに気づきました。それは、「人それぞれ、物事の捉え方や情報処理の仕方が違う」という、ごく当たり前でありながら奥深い事実です。
脳の「個性」を知る:情報の受け取り方にはタイプがある
私たちは皆、異なる個性を持っています。それは思考のプロセスにおいても同様です。同じ情報に触れても、ある人は論理的に分析しようとし、ある人は手順や確実性を求め、またある人は人とのつながりや感情を重視し、さらに別の人は斬新なアイデアや全体像を直感的に捉えようとします。
この「脳の個性」とも言える個人の思考や行動の特性は、様々な研究で明らかにされています。人の思考には、大きく分けていくつかのタイプがあり、それぞれが異なる種類の情報や表現に強く反応します。
- 論理・分析タイプ: データや事実に基づいた情報を好み、効率性や合理性を重視します。客観的な情報や具体的な数値に価値を見出します。
- 計画・実行タイプ: 計画性があり、手順やルールを重視します。着実な実行を好み、信頼性や実績、保証といった要素に安心感を覚えます。
- 共感・協調タイプ: 人との関係性や感情を重視し、共感や調和を求めます。温かい人間味や、みんなで楽しむといったメッセージに強く反応します。
- 創造・発想タイプ: 独創的で革新的な発想を好みます。全体像やビジョンを重視し、新しいアイデアや未知の可能性に魅力を感じます。
これらの思考タイプは、優劣をつけるものではなく、誰もが複数のタイプを併せ持っています。しかし、その「割合」や「傾向」によって、情報の受け取り方が大きく変わるのです。
なぜ、あなたのチラシは「刺さらない」のか?
せっかく作ったチラシが響かない原因の一つに、「作り手の思考タイプと、受け手の思考タイプのミスマッチ」があるかもしれません。
例えば、あなたが論理的な「論理・分析タイプ」の思考を強く持っている場合、無意識のうちにデータや根拠を重視したチラシを作りがちです。しかし、もしターゲットとなる顧客層に「共感・協調タイプ」や「創造・発想タイプ」の人が多ければ、どれだけ詳細なデータを示しても、彼らの心には響きにくいかもしれません。
「共感・協調タイプ」の人は、冷たいデータよりも、笑顔の人の写真や感動的なストーリーに引きつけられます。「創造・発想タイプ」の人は、細かい説明よりも、未来への可能性や斬新なアイデアにワクワクするでしょう。
つまり、効果的な販促物を作るためには、「誰に伝えたいのか」を明確にし、その「誰か」の思考タイプに合わせてメッセージやデザインを最適化する必要があるのです。
そんなことから、ラーニング アクション ナカマチでは、アンケートを活用したチラシづくりセミナーを開催します。思考タイプ別のことも取り入れた内容です。
日時 令和7年6月28日(土)13時30分~16時00分
共催 滋賀県よろず支援拠点


